2010年 12月 17日 ( 1 )

島根(石見・出雲)万葉故地探訪1(2010.12.4)⑪和木真島・・・

和木真島    島根県江津市和木町真島
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ここ江津市(都野津)は昔は「角の里」と呼ばれ人麻呂の愛する現地妻(依羅娘子)がいた処です。
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この歌は、妻である依羅娘子(よさみのおとめ)をこの地に残して都に旅立つとき、妻との別れを惜しんで詠んだものといわれ、この歌に詠まれた「高角山」が現在の島星山(470m)であると言われれいます。
その丁度北側に位置するのが真島です。
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◆柿本朝臣人麿が石見国(いはみのくに)より妻(め)に別れ上来(まゐのぼ)る時の歌二首、また短歌(みじかうた)
巻02-0131 
石見の海(み) 角(つぬ)の浦廻(うらみ)を
浦なしと 人こそ見らめ 潟なしと 人こそ見らめ
よしゑやし 浦はなくとも よしゑやし 潟はなくとも
鯨魚(いさな)取り 海辺(うみへ)を指して
和多津(にぎたづ))の 荒礒(ありそ)の上に か青なる 玉藻沖つ藻
朝羽振(はふ)る 風こそ来寄せ 夕羽振(はふ)る 波こそ来寄せ
波の共(むた) か寄りかく寄る 玉藻なす 寄り寝し妹を
露霜(つゆしも)の 置きてし来れば
この道の 八十隈(やそくま)ごとに 万(よろづ)たび かへり見すれど
いや遠に 里は離(さか)りぬ いや高に 山も越え来(き)ぬ
夏草の 思ひ萎(しな)えて 偲(しぬ)ふらむ 妹が門見む 靡けこの山
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by barakan1 | 2010-12-17 13:28 | 旅日記