■壇場山古墳 姫路市御国野町国分寺
●北東→
壇場山古墳は全長約143mの前方後円墳で、南南東に後円部を、北北西に前方部を向け、くびれ部の西側に造りだしが認められる。周濠をめぐらし、その外側には周庭帯を備えているようである。
●周濠(東側→)
後円部頂上には組合式長持型石棺が見られ、葺石や埴輪を伴っている。
●後円部石棺から前方部を見る
※壇場山の名は神功皇后が西征の途中、この山に壇を築いて戦勝を祈ったとする伝承に由来しています。
●前方部(神社跡)を見る
※かつて墳丘上には天満神社が建っていましたが、現在は撤去されています。
■山之越古墳(壇上山古墳の倍塚)
周囲には陪塚の第1、第2古墳がある。第3古墳は山之越古墳と呼ばれ、一辺約50mの方墳で、組合式長持型石棺や葺石・埴輪を備え、鏡・刀剣・玉類が出土している。