播磨灘(明石~魚住~中八木)探訪(08.05.17)⑧名寸隅の船瀬・・・

■名寸隅の船瀬(魚住・住吉神社前)  明石市魚住町中尾1031
●魚住・住吉神社、南(海)側より眺める
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古代より、難波と九州(大宰府)を結ぶ海の大道は瀬戸内海であり、頻繁に利用された。
●鳥居横より、二見方向を見る(左側、印南の海)
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柿本朝臣人麻呂が筑紫国に下れる時、海路(うみつぢ)にてよめる歌
卷3-0303 
名ぐはしき印南(いなみ)の海の沖つ波千重に隠りぬ大和島根は
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現代と違い、その行程は5日も10日も掛かる命がけの旅であり、おおくの泊まりがあった。
●鳥居より正面、名寸隅の船瀬を眺める
播磨国印南野(いなみぬ)に幸(いでま)せる時、笠朝臣金村がよめる歌一首、また短歌
卷6-0935 
名寸隅(なきすみ)の 船瀬(ふなせ)ゆ見ゆる 淡路島 松帆の浦に
朝凪に 玉藻刈りつつ 夕凪に 藻塩焼きつつ
海未通女(あまをとめ) ありとは聞けど 見に行かむ 由のなければ
大夫(ますらを)の 心は無しに 手弱女(たわやめ)の 思ひたわみて
徘徊(たもとほ)り 吾(あれ)はそ恋ふる 船楫(ふねかぢ)を無み

反し
卷6-0937 
往き還り見とも飽かめや名寸隅の船瀬の浜に頻(しき)る白波
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ゆえに多くの歌が、その往き来した人々によって読まれている。
●神社より、明石大門方向を眺める(中央奥、淡路島)
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今回はその内の東播磨の歌です。
by barakan1 | 2008-05-25 17:36 | 旅日記
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