北・山之辺の道探訪(07.05.23)③-③石上神宮摂社・出雲建雄神社・・・

■出雲建雄神社
楼門前の石段上、左手に石上神宮の摂社の一つである「出雲建雄神社」が建っている。
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約1300年前、布留川上流で雲が立ちのぼり、雲の中に天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)の霊を座した神剣が光を放って現れ『今この地に降り諸民を守る』と宣言し、ここに鎮座したという。
●出雲建雄神社本殿
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従って、祭神は天叢雲剣の霊威であり出雲建雄神と称し祀られているようである。
神宮の祭神は剣の霊威であるが、この摂社の祭神も剣の霊威である。
●出雲建雄神社拝殿(国宝)
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楼門前の石段を上がると右手に「石上神宮摂社出雲建雄神社拝殿」が建っているのが見える。
この「拝殿」は、廃寺となった内山永久寺の鎮守社拝殿を大正3年(1914年)に移築したものとされている。
「拝殿」は細長い建物で、中央部が土間で建物をくぐり抜ける通路になっており、これが大きな特徴とされている。
by barakan1 | 2007-06-05 17:55 | 旅日記
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