奈良市内(奈良町)探訪②(07.05.17)⑤庚申堂(こうしんどう)~元興寺小塔院跡・・・ 

■庚申堂(こうしんどう)  奈良市西新屋町
●奈良町
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堂内の中央に木造彩色の青面金剛立像が安置されて、毎年3月の第2日曜日と、11月23日(祝)「勤労感謝の日」に講の人達によって「庚申祭」が行われ、参拝者の方に大根とこんにゃくの田楽がふるまわれています。
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なお、軒下の提灯の後ろにぶら下がっている三日月形ぬいぐるみは庚申信仰の「身代わり猿」で、日頃人の体の中にいる悪玉の「三戸ノ虫」が、庚申ノ日に抜け出して、天を支配する玉皇大帝(北極星)に告げ口をしますが、悪事がばれても「身代わり猿」が人に代わって玉皇大帝の怒りを全部受けて呉れます。
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ー奈良観光より抜粋ー

■国史跡「元興寺小塔院跡」
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庚申堂前の道を南に少し行くと、写真の様な小さな門が在り、門を入った辻の奥に二間四面の「虚空蔵堂」が見え、ここは元興寺の一院で、称徳女帝の百万塔を収めた所と云われ、また、境内に奈良時代から平安時代の初期にかけて活躍した護命の供養塔が在るので、護命ゆかりの寺院跡とも云われているいます。
●虚空蔵堂                    ●境内一部
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1451年(宝徳3年)の土一揆で殆どの建物が焼失し、現在は江戸時代に建立された「虚空蔵堂」1つが本堂でも有り、昭和40年境内一円が国史跡に指定されました。ー奈良観光より抜粋ー
※整備に手が回らないのでしょうか、荒れ果てたままです。せめてゴミらしきものは清掃して欲しいものです。
by barakan1 | 2007-05-21 15:25 | 旅日記
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