桜井市(初瀬・和田・滝蔵・三谷・小夫・笠・下)探訪(07.04.05)⑦-2天神社のケヤキ~化粧壺・・・

●小夫天神社の摂社 
左山王神社・中大峯行者菩薩社・右高神社(九龍神社)   祓戸社
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■「天神社」の境内の「ケヤキ」
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推定樹齢1500年、樹高30m、幹周り11mです。神社に伝わる古文書によると、第23代顕宗天皇の顕宗紀に「植槻也(うえやけやきなり)田中乃社也」とあり、槻(けやき)の神木がある事が記されています。ー奈良観光より抜粋ー
桑山楢敏宮司によると、「磐境(いわさか)の神木として崇拝されています。

■化粧壺
歴代天皇は、即位の始めに、未婚の皇女または王女の中から斉王を決められた。これが決まると、潔斉ののち野宮に入り、後に斉宮へ向かうのであった。
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天武天皇即位2年夏4月大来皇女が化粧川で禊され(化粧壺)、泊瀬に野々宮がもうけられた。
★★大来皇女と言えば、大津皇子との別れの歌が浮びます。
大津皇子の、伊勢の神宮(かみのみや)に竊(しぬ)ひ下(くだ)りて上来(のぼ)ります時に、大伯皇女(おほくのひめみこ)のよみませる御歌二首(ふたつ)
巻2-0105 
我が背子を大和へ遣るとさ夜更けて暁(あかとき)露に吾(あ)が立ち濡れし
巻2-0106 
二人ゆけど行き過ぎがたき秋山をいかでか君が独り越えなむ
by barakan1 | 2007-04-13 18:14 | 旅日記
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