桜井市(初瀬・和田・滝蔵・三谷・小夫・笠・下)探訪(07.04.05)③天落神六社権現・・・

■天落神六社権現(あまのおちがみろくしゃごんげん)
             桜井市大字和田字落神萱森口(初瀬ダム)
「まほろば湖」に沿って北側を辿ると「口ノ倉橋」「落神橋」があり、橋のたもとに「天落神六社権現」が祀られています。
●真中小山が神社社叢(神社は木立に隠れて見えません。前大和川)
桜井市(初瀬・和田・滝蔵・三谷・小夫・笠・下)探訪(07.04.05)③天落神六社権現・・・_a0016431_12461100.jpg
祭神
味鋤高彦根命 ほか
由緒 (社頭の 天落神六社権現由緒記 文嚴樫俊夫)  
落神の宮は,当地に祀られている山に三社、川に三社ある総称で、六社権現とも呼ばれている。長谷寺縁起文によると,昔、雷神が瀧蔵権現神社(瀧蔵権現)に祀られていた毘沙門天御所持の宝塔を取り、天に昇ろうとして落ちた所で,落神の地名の起源になっている。
桜井市(初瀬・和田・滝蔵・三谷・小夫・笠・下)探訪(07.04.05)③天落神六社権現・・・_a0016431_12522668.jpg
六社の一つ、川の中の巨大磐座に味高彦根命を祭神とする祠が安置され,古来より雷除け、災害防止等、霊験あらたかな神として厚く信仰されている。
桜井市(初瀬・和田・滝蔵・三谷・小夫・笠・下)探訪(07.04.05)③天落神六社権現・・・_a0016431_12525345.jpg

毎年、旧暦一月十一日に六社権現講が輪番で綱掛行事が行われ,当地吉岡氏は代々守護神として毎年五月九日に例祭、毎月九日に月次祭を行い祀られている。
●神社入口               ●磐座
桜井市(初瀬・和田・滝蔵・三谷・小夫・笠・下)探訪(07.04.05)③天落神六社権現・・・_a0016431_12474682.jpg
湖底に沈んだ磐座は此処より南西約百八十米下流の大和川沿いにあった。その一つ川中の屏風岩は高さ四.八米、巾七.七米、奥行四.七米,下部周囲二十四米の三角状巨巖で西面に向かって左側に一.四米の宝篋印塔と梵字、中央上部に梵字の線彫があり,上部に祭神の祠が安置されていた。
※初瀬ダムの建設によって、まほろば湖の湖底に水没することになり、当所に遷座されました。
by barakan1 | 2007-04-08 13:00 | 旅日記
<< 桜井市(初瀬・和田・滝蔵・三谷... 桜井市(初瀬・和田・滝蔵・三谷... >>