葛城古道よりみち探訪(06.12.06)多太(おいだ)神社 ・・・

■多太(おいだ)神社   式内社  御所市多田304 
●神社遠景
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●鳥居と椋の大木
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祭神
太田田根子命
●本殿
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由緒
式内社の多太神社鍬靫に比定されている。多太をタタと読み、太田田根子命の略称とする。大賀茂津美命が祖父にあたる太田田根子命を祀ったと『大和志料』は記している。 大国主命の九世孫が太田田根子命、その子に大御気持命、その子に大賀茂津美命(大鴨積命)、賀茂朝臣、鴨部祝等祖となる。ー神南備にようこそー
●御神木?
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拝殿の横と庭に巨大な椋の木がある。他に杉の巨木もあり、樹齢は数百年に及ぶのではなかろうか。 石燈籠に天和年間(1681~84)の銘のものがある。この頃の植樹か。
★★
山部王の秋葉(もみち)を惜しみたまへる歌一首
巻8-1516 
秋山ににほふ木の葉のうつりなばさらにや秋を見まく欲りせむ
黄葉(もみち)を詠める
巻10-2210
明日香川黄葉流る葛城の山の木の葉は今し散るらし
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★※椋の巨木が黄葉し、あたり一面黄葉落葉の絨毯です。それに朝方の光が照り返して、輝き清清しく、清澄な社葬叢の中に本殿が静かに鎮座していました。予想以上の光景で『晩秋』がこころに刻まれました。
by barakan1 | 2006-12-15 18:58 | 旅日記
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