葛城市~御所市探訪④(06.09.04)③ほほ間神社(ホンダワラ社)・・・

■ほほ間神社    奈良県御所市柏原
ご祭神 吾平津媛命(あひらつひめのみこと) ※神武天皇の前后
別称 ホンダワラ社、ホンガラの宮
通称 ほんぐらさん、ほんがらさん
本社は、ホングラさん又、ホンガラさんと呼ばれ、大昔、曽我川の氾濫で流れて来られたのをすくい上げて、ここに祀ったものであるといわれる。またここは、吾平津媛命が、わび住まいしたもうた所とも伝えられる。
●鎮座地付近                 ●正面
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神武天皇がヒメタタライスズ姫を入れて正妃とされたので、前后吾平津媛命は、柏原の宮でわび住まいされたといい伝えられている。そのために昔、嫁入の行列はこの前を通らず、祠に幕を張った。南側にある、よめいり道を通ったそうである。
霊験があらたかで「サワリの神」ともいわれる。
例祭日には、榊をもって熱湯を神社の周囲に撒き、いわゆる「みそぎ」を行い、清浄を保つという厳しい禁忌が、五十年程以前まで守られてきた。また、古来から婚礼の行列は当社前を通行しない。これを無視したため不縁になったものが多くあるという。それで、社の裏に別の道をつくった時代もあったいう。
●本社
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この神社はひとつに「サワリの神」ともいわれて、昔ある人が神社を覗いて神罰にあたったともいうのは、一種の敬神観念から出発したものだろう。現在では時代の波に押されて、婚礼の行列も自動車で砂塵を撒いて、瞬時に社前を通過するのでこの風習はすたれている。ー神社ふりーくーより抜粋
※迷いました、車で走り回り、やっと発見。掖上小学校の前の道を東に突き当たる少し手前、もしくは神武天皇社の道一本南を、少し東に寄った所です。要は天皇社の鳥居のある方の道を南に行き、次の道を東(左に行くと直ぐでした)
歴史のある神社ですが、今は廃れているようです。よく管理はされているようです。
祭神は神武天皇妃吾平津媛命(あひらつひめのみこと)ですが、因みに皇后は媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと。事代主神の女です。神武天皇社の近くにあえて祭ったのでしょうか!?
by barakan1 | 2006-09-07 18:48 | 旅日記
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