■大御堂観音寺 京田辺市普賢寺下大門 13
●観音寺全景
京田辺にある古刹。義淵僧正が天武天皇の勅願により創建。良弁憎正が伽藍を再建し、お水取りを始められた実忠和尚を第一世とする本尊十一面観音菩薩は天平16年(744)に安置されたといわれている。
●参道
●大御堂
●国宝 十一面観音像
その後も藤原氏の庇護をうけて栄えたが、戦乱の度に衰微し、現在は国宝の十一面観音を安置する大御堂を残すのみ。この観音像はお顔が優しく、天平彫刻の華麗な様式を伝えている。
■地祇神社(ちぎじんじゃ) 式内社 (観音寺境内にあり)
●大御堂横の地祇神社鳥居
御祭神
本社 息長帯比賣命(おきながたらしひめのみこと)
配祀 大山祇神(おおやまつみのかみ)
大国主神(おおくにぬしのかみ)
●本殿
●末社(左・天満宮 右・祈雨神社)
末社 天満宮 菅原道真(すがわらのみちざね)祈雨神社 彌都波能売命(みずはのめのみこと)
由緒等 創建等の由緒不明
明治の初め頃は地主神社と呼ばれていた。正徳元年(1711)の「山州名跡志」には大御堂(現在の観音寺)の鎮守として、権現大明神と地主権現の二社がみえる。ー案内板よりー
※廃仏棄釈にも耐え、昔の在り様のまま、残っている。あまり勢力のある神社、寺でなかったからのこったのであろうか?(この裏山に廃寺跡がるそうですまた、本堂の裏山にはこふんもあるそうです)