■広八幡神社 和歌山県有田郡広川町上中野206
●一の鳥居
祭 神:誉田別命 気長足姫命 足仲津彦命 菅原道真
ーご由緒書よりー
●楼門~舞殿
「広八幡神社は、もと八幡宮と称し、広荘の産土神社として有名である。本殿には、誉田別命・気長足姫命・足仲津彦を祀り、若宮社には大鷦鶺命を、高良社には武内宿弥、天神社には菅原道真公を祀っている。
●舞殿 拝殿 本殿
紀伊続風土記には欽明天皇の頃の創建にかかるとい伝えられ、天正十三年(1585)豊臣氏の兵火にかかり、神庫や防舎などが焼失し、一時衰退したが、慶長五年(1600)浅野幸長が藩主になると神領十意志を寄附され、元和五年(1619)には紀州徳川家が入封してより歴代藩主もこれを襲用するとともに篤い保護を加え、次第に興隆した。
●本殿
●天神社 ●高良社・本殿 ●若宮
明治の神仏分離までは両部の神で現在の社殿の外に末社・多宝塔(現在広島市三滝寺にあって県の文化財指定)・鐘楼(同町上中野にある法蔵寺にあり国の重要文化財)・西門(同町広 安楽寺にあり)・神楽所・観音堂などが建ち並んでいたが、漸次取り払われてしまった。」
●神社境内
※色鮮やかで、美しい社殿です。また楼門は重文で風格を感じさせます。ここでも廃仏毀釈の影響が・・・・。 神社横に「稲むらの火」で有名な濱口儀兵衛(梧陵)翁の墓があります。(写真うまく取れませんでした)