■都夫久美(ツブクミ)神社 大阪府八尾市水越8丁目

祭神 宇摩氏摩治命
社頭に掲げる案内(八尾市教育委員会)には、「古代の大豪族物部氏の祖神・ウマシマジを祭神とする。ツブクミという社名は、物部氏の一族積組連に由来する」とある。
●境内社号標と碑

※積組連(ツブクミ ムラジ)とは、
新撰姓氏禄(815)に、「河内国神別(天神)積組造 饒速日神子干摩志摩治命之後也」とあるように、八尾の辺りを本拠地とした物部氏に連なる氏族といわれ、その積組連が祖神・ウマシマジを祀った社と推測されるが、詳細不明。
ただ、祭神不詳とする史料もあり(神社覈録-1870)、また、明治5年(1872)以降、軻遇突智命(カグツチ)と大歳神を合祀して3座を祀るともいう(大阪府誌・1903)が、今はウマシマジ一座のみとなっている。
◆創建由緒
当社の創建年代は不明だが、神階授与の記録もなく、創建後の経緯も不明。古い伝統をもつと推測される神社だが、物部氏本宗の衰亡後は積組連の勢力も振るわず、当社も衰微していったらしい。
●社殿

中世から近世にかけて、近くの玉祖神社(タマオヤ)が勢力を広げて高安の地全域の氏神へと化していくなか、最も近くにあった当社もその勢力下に組み入れられ、玉祖神社・三所大明神の一として“香森大明神(女神 中ノ森とも云ふ)”の名で祀られていたという(玉祖大明神縁起--三所大明神:玉祖大明神・香森大明神・鴨森大明神(鴨神社)をいう)。
この香森大明神とは、当社が高安郡水越村中ノ森(中社-ナカノモリとも記す)にあったことから、字名・中ノ森に香森の佳字を当てたものだろう。
「戸原のトップページ」より抜粋引用
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