西ノ京、奈良西南部⑤・・・

●垂仁天皇陵遠景      ●歴史街道道標     ●垂仁天皇陵
●田道間守のお墓      ●街道沿い       ●菅原天満宮
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■第11代垂仁(すいにん)天皇陵 
 満々と水を湛えた濠を持つ御陵は、垂仁天皇の「菅原伏見東陵」で、全長227m、後円部は高さ17mで径123m、前方部は高さ15.6mで幅118mの大型前方後円墳です。なお、電車からも良く見える濠東側に小島がポッカリ浮かんでいますが、これは我が国へ橘の木を持ち帰った田道間守(たじまもり)の墓です。

■濠中の陪臣塚「田道間守(タジマモリ)のお墓」 
不老不死の木の実を探して、帰国して見ると垂仁天皇は既に亡く、田道間守は悲しみに呉れ御陵の前で持ち帰った非時香菓(ときじくノかぐノこのみ)の木を捧げ持ち、泣き果て息が絶えました。そこで、田道間守は御陵の濠の中に小島を造って葬られました。

■菅原天満宮
 大和西大寺の南で、秋篠川の西の辺りは、その昔に菅(すげ)が生い茂っていたので菅原の里と呼ばれ、遷都で桜井市出雲から移住した野見宿彌の子孫、土師(はじ)氏が居住し、菅原道真の祖祖父の時に地名を取って菅原と改称しました。喜光寺のすぐ北東に在る「菅原神社」は、道真の母の故郷で、祭神に天穂日命(あめノほひノみこと)、野見宿彌、菅原道真を祀っています。
                     ーインターネット奈良観光より抜粋ー 

★この辺りの街道散歩は秋一杯、大和らしい景色一杯で気持がよかったです。 
by barakan1 | 2004-11-08 11:52 | 旅日記
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