■三陵墓古墳群史跡公園 奈良市都祁南之庄町1581
●三陵墓西古墳
都介野岳からのびる尾根上に営まれた古墳群で、直径40mで5世紀前半の円墳である西古墳、
全長110mの前方後円墳で5世紀半ばに築造された東古墳と、直径16mの円墳で古墳時代後期に造られた南古墳の3基の古墳で構成されています。
なかでも西古墳・東古墳は大和高原・宇陀郡において最大級の古墳です。
被葬者は明らかではありませんが、『古事記』『日本書紀』には「都祁直(つげのあたい)」「闘鶏国造(つげのくにのみやつこ)」の記載があり、この地域に一大勢力があったことが伺えます。
現在、西古墳・東古墳は墳丘、埴輪列などを復元し、史跡公園として整備されています。
●西古墳から見た三陵墓東古墳
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