明日香村 牽牛子古墳見学(2010・12・12)①-2太田皇女墓発見!・・・

太田皇女墓!?  奈良県高市郡明日香村大字越
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【牽牛子塚古墳】日本書紀の記述そのまま「画期的発見だ」
「斉明天皇と間人皇女(はしひとのひめみこ)を合葬する。皇孫大田皇女(みまごおおたのひめみこ)を陵(みささぎ=斉明天皇陵)の前の墓に葬る」。
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奈良県明日香村の牽牛子塚古墳の前で発見された越塚御門古墳は、日本書紀のこの記述をそのまま裏付けた。大海人皇子(のちの天武天皇)の后になりながら20代で夭折(ようせつ)したとされる悲運のプリンセス、大田皇女。その終(つい)の棲家は、かつて女帝として権勢を振るった祖母・斉明天皇に見守られるかのような場所に築かれていた。
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「驚きを通り越して感動した。画期的発見だ」と話すのは、前園実知雄・奈良芸術短大教授(考古学)。「牽牛子塚古墳が斉明天皇陵である可能性は、99・9%から99・99%になった」-。和田萃(あつむ)・京都教育大名誉教授(古代史)も「日本書紀のこの時代の記述は、確実な史料に基づいて書かれているとみていい」との見方を示す。
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ただし日本書紀は、大田皇女の人となりについて多くを語らない。幼くして母を亡くし、後に謀反を名目に処刑された大津皇子(おおつのみこ)と姉の大伯皇女(おおくのひめみこ)の子供2人を残して亡くなったことを淡々と伝える。
●MSN 産経ニュース(図・写真)より
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明日香村 牽牛子古墳見学(2010・12・12)①-2太田皇女墓発見!・・・_a0016431_13541511.jpg「当時の皇室で母親の存在は後ろ盾としても重要だった」-。飛鳥時代をテーマにした作品を手がける漫画家の里中満智子さんは、斉明天皇の墓とされる牽牛子塚古墳の前で見つかった石室について「斉明天皇の大田皇女に対する深い思いが伝わるよう。決して独りでなかったことが、彼女の切ないともいえる人生の唯一の救い」と感慨深げに話した。

2010.12.9  記事 MSN 産経ニュースより







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※(系図)朝日ニュースより

■太田皇女の墓発見!
との新聞報道を見て、12/12日に見学する。11時前の現地着であったが、既に長蛇の列で、結局1時間半待って、5分の見学であった。2005年3月に訪問したことがあるのだが、発掘後の現場の変化?にチョット思い出せませんでした。特に牽牛子古墳の近く(前)に古墳があるなんて想像していませんから、周りがどんな状況、状態であったのか全く思い出せません。覚えているのは石室が二つに仕切られて、石棺が二つ置けるようになっていたことです。改めて古墳の上から明日香の方を見ると、今は手前の竹やぶで見えにくくなっていますが、昔は持ってよく、明日香が見えたのではないでしょうか!!

◆太田皇女の娘・・・大伯皇女
大津皇子の屍(みかばね)を葛城(かづらき)の二上山(ふたがみやま)に移し葬(はふ)りまつれる時、大来皇女の哀傷(かなし)みてよみませる御歌二首
巻02-0165 
うつそみの人なる吾(あれ)や明日よりは二上山を弟世(いろせ)とわが見む
巻02-0166 
磯の上に生ふる馬酔木(あしび)を手(た)折らめど見すべき君がありと言はなくに
◆太田皇女の息子・・大津皇子
大津皇子の、石川郎女に贈りたまへる御歌一首
巻02-0107 
足引の山のしづくに妹待つと吾(あ)が立ち濡れぬ山のしづくに
大津皇子の被死(つみな)はえたまへる時、磐余(いはれ)の池の陂(つつみ)にて流涕(かなし)みよみませる御歌一首
巻03-0416 
つぬさはふ磐余の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ
by barakan1 | 2010-12-13 14:15 | 旅日記
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