2012年 03月 02日 ( 1 )

熊野古道(高野坂)探訪(2012.02.26)②三輪崎~佐野王子

三輪崎~佐野王子
●荒坂神社前~道標
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●三輪崎の海
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●三輪崎
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●孔島(ハマユウ)と鈴島
柿本朝臣人麻呂
万葉集 巻04-0496 
み熊野の浦の浜木綿百重(ももへ)なす心は思(も)へど直(ただ)に逢はぬかも
※熊野の浦の浜木綿の葉が幾重にも重なっているように、幾重にも幾重にも百重にもあなたのことを思っていますが、直接には会えないことだ。
孔島は自生のハマユウの群生地として有名です。
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万葉集 よみ人しらず
巻07-1226 
神(かみ)の崎荒磯も見えず波立ちぬいづくゆ行かむ避道(よきぢ)は無しに
●三輪が崎&佐野の渡り (その他黒潮公園内の歌碑)
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長忌寸奥麻呂
万葉集 巻03-0265 
苦しくも降り来る雨か三輪の崎狭野の渡りに家もあらなくに
ここは万葉の時代から知られた歌枕の地です。また、熊野詣での古道として中世の頃、多くの人々がそれぞれの祈りと想いを胸に往来したその道すがら、三輪が崎や佐野の渡りに立った旅人たちは数々の歌を詠んでいます。
藤原定家
駒とめて袖うちはらふかげもなし 佐野のわたりの雪の夕暮れ
慈鎮和尚
さみだれは 佐野の入江に水こえて 出でぬ尾花や浪のうきくさ
源家長
やどもがな 佐野のわたりのさのみやや ぬれてもゆかむ春雨の頃
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藤原実家
三輪が崎 夕汐させばむら千鳥 佐野のわたりに声うつるなり
民部卿為家
みわが崎 荒磯も見えずかかるてふ 波よりまさる袖やうちなむ
後鳥羽上皇
わすれずよ松の葉ごしに浪かけて ?ふかく出でしさのの月かげ
●佐野の一里塚
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●佐野王子跡
史跡 佐野王子跡
佐野(さの)松原の西端、祓川(はらいがわ:王子川)の近くにある熊野九十九王子の一つ。
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承元四年(1210)の『修明門院御幸記』には、『次有佐野昼御御養事、次参二御王子一」とあり、佐野で昼食のあと、王子社に参拝している。文明五年(1473)の『九十九王子記』にも「佐野々王子」と見える。少なくとも、熊野詣が盛んであった鎌倉前期にはその存在が知られる。
後には那智大社の末社となったようで、境内の森は周囲二四〇間(約432メートル)もあり、「若一王子の森」と呼ばれていたという。
明治四十四年十月二十六日、佐野宇山田にある天御中主(あめのみなかぬし)神社に合祀され廃絶となっているが、海辺の王子社として貴重な史跡である。  平成三年一月五日   ー案内板ーより
●神武天皇聖績狭野顕彰碑  佐野王子跡の石碑
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a0016431_15301421.jpg勝浦着15時半、勝浦泊。
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by barakan1 | 2012-03-02 15:36 | 旅日記