●千里中央駅
本日はワンポイント探訪にて、北大阪急行「千里中央駅」の西約1キロにある、万葉集にも詠われた、島熊山を訪ねる。現在の北摂(千里中央)付近は写真のごとく、ビルの林立する大都会である。万葉時代のさびしい夕暮れの島熊山(千里丘陵)思い出すことも想像することも出来ないが、何とか往時の島熊山の面影を残していると思われる所として、島熊山緑地の雑木林と、少年会館の裏に残る「鬼ヶ谷池」(現古池)という名の池のみである。
■豊中不動尊 豊中市緑丘2丁目14番8号
●不動尊山門 ●不動堂
山号紫苑山
宗派真言宗
本尊不動明王
●由緒碑と万葉歌碑
歴史
昭和37年(1963年)12月8日に創建される。豊中市街地にあった守護尊協会移転の際、島熊山の地主が守護尊協会を吸収し、新しい豊中不動尊として創立した。本尊は島熊山のすぐそばにある。
万葉集に詠まれる島熊山の歌、
「
玉かつま 島熊山の夕暮れに ひとり君か 山路越ゆらむ」
の歌碑が、境内に建てられている。
●コース地図