■能登香山<双子山> 岡山県美作市小野2565-1
●付近地図
★4月5日、津山鶴山の桜見物に出掛ける。ついでに気になっていた万葉故地の能登香山を訪ねた。中国山地は総じて女性的な山容をしているが、能登香山も、なだらかで柔らかい山容をもった山であった。もっと山の中かと思っていたが、429号線から全体を見渡せる、やさしい山である。
◇所在地 美作市(作東)小野字二子山
◇万葉集に歌われる山。
◇山頂は南と北の二つの頂を持ち、両方に祠がある。
<駐車場>溜池周辺に約3台。
●能登香山(双子山)398.6m
R429から粟井小学校の先で右折、山に入っていく。分岐が多いが地図をよく見て山中の溜池まで進む。池の横から直ぐ盛り上がりになっているほうに上がっていく。
南峰と北峰があり、いずれも龍王が祀られている。間の鞍部には土俵。鞍部から西に回りこむようにして別の道が下っている。北峰の北を回って車道沿いに池に戻れる。終始展望は無い(登り15分程度)
●粟井小学校脇を東に入り山麓を深谷新溜池まで行く(登山口)
●深谷新溜池から、西峰・南峰をのずむ
◆万葉集
卷11-2424
紐鏡能登香(のとか)の山も誰ゆゑか君来ませるに紐解かず寝む
※能登香の山=能登香神をまつる
(大意)
紐を解くなの能登香の神も君のおいでに紐をとく(まして私は紐を解く)
ー日本古典文学大系ーより (*^_^*)★写真クリック、大きくなります。