紀三井寺~名草山探訪(08.03.29)⑤内原(うちはら)神社-2・・・

●内原神社・名草山遠景(南→北)
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神武東征記きのくに編
神武軍は、“名草邑(なくさむら)に着き、名草(なぐさ)戸(と)畔(べ)という女賊を誅した”と日本書紀では簡単に記されています。
●内原神社境内(西→東)
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名草戸畔の人物像や、戦いの様子を伝える記録はどの書物にも見られません。今の、紀三井寺、布引あたりは、当時は海であったはずですから、名草邑というのは多分名草山の東に広がっていたのではと思われます。
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戸畔について、部族の女王としましたが、邪馬台国の卑弥呼に代表されるように、祭祀を司る巫女的な女性が、部族を統治する制度が、古代の社会では一般的だったのでしょう。
●本殿
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従ってナグサトベというのは、特定の個人名でなく、名草村村長といった意味のもので、何代にもわたって存在した中の一人と思います。
●各境内社
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和歌山市や海南市には、名草姫を祭神とする神社がいくつかありますが、(中言神社、内原神社、名草神社等)神武東征の時のナグサトベとのつながりは不明です。
ーきのくに散策ーより

紀三井寺~名草山探訪(08.03.29)⑤内原(うちはら)神社-2・・・ _a0016431_11241651.jpg★★初見参:レンゲ草とヘビ
内原神社前の田圃にレンゲ草が咲いていました。今年初お目見えです。そこで写真を撮ろうと田圃の端の草むらに足を踏み入れた時、「ゴソゴソ」と細長い白いものが動くではありませんか!!予想もしていなかった出来事に思わず「キャー」と声を上げてしまいました。
冬眠から醒めたヤマカガシ?でしょうか?。白い?いや象牙色をした比較的大きなヘビでした。本当に!気絶しそうになるほどビックリしました。が・・・私以上に、私に踏まれた?ヘビの方も、のんびり寝ているところを突然踏まれて、ビックリしたことでしょう。確かにその後もヘビは動く気配もなくジッとしていましたから・・・。
野山を歩くと蛇に会うくらいは当然ですが、いつも注意して歩いていますので余りで会うことは無いのですが・・・。探訪を始めてからこれで4回目の遭遇です。
by barakan1 | 2008-04-11 11:33 | 旅日記
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