大津市・三井寺(園城寺)あたり(08.02.11)探訪⑤三井寺(園城寺)1・・・

三井寺案内図
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園城寺(園城寺)
園城寺の歴史をひもとくと、天智・弘文・天武天皇の勅願により、弘文天皇の皇子・大友多王が田園城邑を投じて建立され、天武天皇より「園城(おんじょう)」の勅額を賜わり、「長等山園城寺」と称したのにはじまります。
三井寺金堂(現在平成大修理中にて、テントで覆われています))
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俗に「三井寺」と呼ばれるのは、天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉があり、「御井(みい)の寺」の厳儀・三部潅頂の法水に用いられたことに由来します。
長い歴史の上で、当寺は再三の兵火にあい焼失しましたが、豊臣氏や徳川氏の尽力で再興され、現在も国宝・重要文化財・名園など貴重な寺宝を数多く伝えています。

大津市・三井寺(園城寺)あたり(08.02.11)探訪⑤三井寺(園城寺)1・・・_a0016431_13511748.jpg金堂(国宝)
当寺の本堂で、弥勒菩薩を本尊とする。日本四箇大寺の一で鎮護国家の道場であり、本尊弥勒菩薩は天智天皇の御念持仏と伝えられる霊像である。現在の建物は、豊臣秀吉の遺志によって北政所が慶長4年(1599)に再建した。正面、側面とも七間、一重、入母屋造で桧皮葺。建物全体は和様で統一され、木割太く、全体に低めで軒の出深く、大変美しい建築である。ー三井寺HP-
大門(仁王門)
・重要文化財 室町時代(宝徳四年 1452)
・三間一戸楼門 入母屋造 桧皮葺
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三井寺中院の表門で、東面して建ち、両脇の仁王像が山内を守護しています。記録によると、天台宗の古刹常楽寺(湖南市石部町)の門で、後に秀吉によって伏見に移され、慶長六年(1601)に家康によって現在地に建てられたとしています。 ー三井寺HP-

大津市・三井寺(園城寺)あたり(08.02.11)探訪⑤三井寺(園城寺)1・・・_a0016431_13421632.jpg釈迦堂(食堂)
・重要文化財 室町時代
・正面七間 側面四間 一重 入母屋造 桧皮葺
大門(仁王門)を入ってすぐ右手に、南面して建つ比較的に簡素な造りの堂です。秀吉による破却の後、清涼殿を移築したものとの伝えもありますが、室町時代に建立されたものと思われます。
「園城寺境内古図」には、大門を入ってすぐ右手に食堂が描かれており、この堂も食堂として移築されたものと思われますが、現在は清涼寺式釈迦如来像を本尊とする釈迦堂として信仰されています ー三井寺HP-
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by barakan1 | 2008-02-16 13:58 | 旅日記
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