■天一神社 奈良県桜井市大字鹿路94番
●天一神社遠景
鹿路(ロクロ)は、奈良県桜井市の最南端あの談山神社口から県道37号線を南下する事約5分ほど、やがて真新しい新鹿路トンネルと右側に上ってゆく、旧37号線。
●天一神社大杉
この新しいトンネルをくぐらないで右手の旧道を山の上の方に上り、宮垣内の看板に沿って坂道を上っていくと鹿路集落があって天一神社がある。
●社殿・境内
●神社正面
何の案内板もないため、祭神、由緒等は不明であるが歴史を感じさせる佇まいである。たぶん本殿内に大杉が植わっていたので、あの大杉が御神体と思うが・・・。それにしても立派な大杉が7・8本も固まって生えており、長年にわたって村民が大切に守ってきたことが想像される。
この鹿路(ロクロ)=※猟地(ありじ)は古く万葉集にも歌われる程歴史のある場所でもある。
※所在地の候補としては、榛原、橿原市、桜井市の各候補地がある。
●本殿
●御神木
巻12-3089
遠つ人猟道(かりぢ)の池に住む鳥の立ちても居ても君をしそ思(も)ふ
●天一神社大杉の幹