■弘仁寺 奈良市虚空蔵町46
高野山真言宗虚空蔵山「弘仁寺(こうにんじ)」は高樋(たかひ)の虚空蔵さんと呼ばれています。
●本堂
810年(大同5年)空海が虚空蔵山(標高200mの高樋山)に明星が落ちるのを見て、虚空蔵寺を建立、重文「木造明星菩薩立像」を彫って安置したのが始りで、
814年(弘仁5年)嵯峨天皇が夜毎に光る奇瑞の霊山を夢に見て勅願し、小野篁が創建して、年号を取って「弘仁寺」とされ、本尊「虚空蔵菩薩像」は伊勢の浅熊、福島の柳津と共に日本三大虚空蔵尊で、昔は多くの堂宇が在ったが、1572年(元亀3年)松永久秀の兵火で殆ど焼失して、1696年(元禄9年)本堂が再建されました
●境内横の鎮守社(?)
※13歳になった子供に知恵を授けてもらう十三参りで有名です。