紀の国(貴志川沿線)探訪(06.07.03)④-②伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)・・・

●御 神 木 
紀の国(貴志川沿線)探訪(06.07.03)④-②伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)・・・ _a0016431_14202612.jpg
神社の御神木の大杉ですが、昭和37年の落雷のため火事になり、それが原因で数年を経て枯れてしまいました。
倒れると危険なので上部分を伐採して御神木の面影を残して保存しています。
                         ●手水舎   ●木 の 俣 く ぐ り 
紀の国(貴志川沿線)探訪(06.07.03)④-②伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)・・・ _a0016431_1421223.jpg拝殿向かって左側にあります。
*ご神木の一部で、大屋毘古神(=五十猛命)が木の俣を利用して大国主神を助けた神話にちなみ、この木の穴をくぐることにより災難をよけることができると言われています。
古事記の実体験をして、厄除けをしてください。

●神 輿 庫                    ●その内の一台
紀の国(貴志川沿線)探訪(06.07.03)④-②伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)・・・ _a0016431_14232453.jpg
 神輿3基が収められています。
神輿は江戸時代中期の作といわれ、荘厳な趣があります。
毎年秋祭りの前に拝殿に飾られ、祭典には奥宮まで渡御があります。
●蛭 子 神 社・ 霊 石            ●お 猿 石
紀の国(貴志川沿線)探訪(06.07.03)④-②伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)・・・ _a0016431_1434684.jpg
*本殿瑞垣南側(向かって左)に鎮座する神社で、氏子地区内の22社の神社を合祀してお祀りしております
*古くから境内にあり、その霊験が著しく参詣者は本殿参拝の前に石に手をあてて心気を鎮めます。特に泉州方面の方々の信仰が篤く、首より上の病に霊験が著しいと言われています。
●祇 園 神 社 
紀の国(貴志川沿線)探訪(06.07.03)④-②伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)・・・ _a0016431_14253684.jpg
境内南側の山中にあり、神社の主祭神「五十猛命」の父神である須佐男命をはじめ、天照皇大神・埴安比賣命をお祀りしています。
●い の ち の 水               ●御 井 社 
*境内山中西側に鎮座する神社で、井戸の神「御井神」と水の神「彌都波能賣神」をお祀りしています。
紀の国(貴志川沿線)探訪(06.07.03)④-②伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)・・・ _a0016431_14265078.jpg
 *境内の山中に井戸があり、清水が湧き出ています。病気平癒を祈願する方はこの水を頂いて病人に飲ませると心身の爽やかさと活力を得ることができるという、いのち神の信仰があります。井戸の前には御井社をお祀りしています。
●櫛 磐 間 戸 神 社 
紀の国(貴志川沿線)探訪(06.07.03)④-②伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)・・・ _a0016431_142815.jpg
一の鳥居東側に鎮座する神社で、櫛磐間戸命・豊磐間戸命をお祀りしています。神社の入り口を守る神で、「門神さん」と親しまれています。ーー伊太祁曽神社HPよりーー抜粋

万葉集 巻9-1678
紀の国の昔弓雄(さつを)の響矢(かぶら)もち鹿(か)取り靡けし坂の上(へ)にそある
※ここは和歌山市内からかなり奥まった所にあり(熊野古道が近くを通る)、先に参った神社よりさらに、神さびていた。しかし、この神社も苔むし重々しいという風ではなく、明るく、透き通った霊気を感じた。中にいて安心し、落ち着ける空気が何ともいえず、気持(心持)良かった!!紀伊地方にある神社は総じて、明るい!!という印象がする!?ヤッパリ、日の国でもあるからかな??
by barakan1 | 2006-07-10 14:50 | 旅日記
<< 紀の国(貴志川沿線)探訪(06... 紀の国(貴志川沿線)探訪(06... >>