斑鳩の里(西域)探訪(06.03.25)⑤奈良街道街並~龍田神社~~藤ノ木古墳~法隆寺・・・

■奈良街道の古い街並み(奈良街道を東に歩く)
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■龍田神社
龍田神社
龍田大橋を渡り奈良街道(旧道)を古い町並みを見ながら東へ下ると左側に「龍田神社」が鎮座しています。社伝によれば、第10代崇神天皇の御代、穀の凶作が続き、天皇自らト占をもつて占い、天神地祗を龍田山の聖地に祀ったのが始めで、
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後に聖徳太子が法隆寺建立の地を探していた時、推坂山で翁に姿を変え、建立の地を指示されたのが龍田大明神で、法隆寺の守護神、鬼門除神に成ったけど、龍田大社の本宮は少し遠いので、新宮として法隆寺建立と同時に御廟山(錦ケ丘)南麓に移し祀られたのが当社で、祭神は、雨風を鎮め水難疫病を防ぐ「天御柱命」「国御柱命」の二荒魂です。
■日切地蔵尊と五百井戸(いおいど)(在原業平姿見の井戸)
奈良街道を東へ更に行くと、国道25号線へ出、、バス停「斑鳩町役場前」で、国道の南側、「日切地蔵尊」の祠の奥に「五百井戸(いおいど)」があります。
●日切地蔵尊                           ●五百井戸
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昔在原業平が天理から河内の姫のもとを訪ねて、家の中を覗くと、姫が御櫃(おひつ)の飯を杓文字で掬って、そのまま口に入れていました。これを見た業平は、百年の恋も一時に冷め、あたふた逃げ帰ると、気づいた姫が追って来て、五百井戸の傍の木に登って隠れていた業平の姿が井戸の底に映り、水鏡を見た姫が井戸に飛び込みました。なお、業平が往復した「業平道」は、法隆寺前を横断し東西に走るのがそれだと云われています。

■藤ノ木古墳
五百井戸のあるところより反対側の道を北へ5分ばかり歩くと藤ノ木古墳があります。
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直径48m、高さ9mの円墳で、内部には両袖式の横穴式石室を持ち、凝灰岩の刳抜(くりぬ)き式家形石棺に被葬者が二人安置され、共に豊かな副葬品として金銅製の冠と履(くつ)に脛当までも付けていました、
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なお、石室から鎧や鉄鏃(てつぞく)等の武具や、金銅装の馬具、須恵器等の土器類が出土し、中でも装飾性豊かな馬具類は中近東で発達した七宝焼きの技法が見られ、鞍金具にパルメット、鳳凰、象、鬼面、虎などの浮き彫りを施し、固定材は地中海沿岸でしか取れないコルクでした。     ー奈良観光より抜粋ー
■法隆寺(以前掲載したので、今回は写真のみです) 
●南大門
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●中門・五重ノ塔
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※やはり有名な寺は人が多いですね!!でもまだましです。桜のシーズンになるともっと凄い人ですよ!!
by barakan1 | 2006-04-03 21:31 | 旅日記
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