■安曇川河口の船着場は阿渡の水門(みなと)という。琵琶湖西岸の要地であった。
●本庄橋から上流側を見る
高島は「琵琶湖の西岸、滋賀県高島市。阿渡の水門は高島市安曇川町船木。
●本庄橋から河口側を見る
◆◆万葉歌
高島にてよめる歌
作者未詳
巻09-1690
高島の阿渡(あど)川波は騒げども我は家思(もふ)宿り悲しみ
●船木大橋より河口を見る
高市連黒人の羇旅の歌
巻09-1718
率(あども)ひて榜ぎにし舟は高島の安曇(あど)の水門(みなと)に泊(は)てにけむかも
●船木崎側の湖岸(港)
小 弁
巻09-1734
高島の阿渡 (あど) の湊 (みなと) を漕ぎ過ぎて塩津菅浦今か漕ぐらむ
●河口あたり(阿渡の水門)
※河口の側に県立の運動場・こどもの国ができており、車での河口への接近はムリでした(残念、其の雰囲気を味わいたかったのですが・・・)